塩辛く酸っぱい白干し梅や、紫蘇で赤く色づけした梅干しが大半だった1967年当時。紀州の郷土料理「青魚の梅煮」をヒントに「梅ぼし田舎漬」は誕生しました。
鯖や鰯などを煮つけるときに、臭みを消すために一緒に煮つけられた梅は酸味と醤油、みりん、砂糖、魚からの旨味が絶妙なバランスとなって美味しく食べられることから、この味わいを再現。鰹エキスや調味料などで味付けした梅干しは、田舎料理から生み出された味として「梅ぼし田舎漬」と名付けられました。
梅ぼし田舎漬 誕生
お客様からお問い合わせが殺到するようになりました。広告など一切せず、口コミのみで全国に広がっていった「梅ぼし田舎漬」。
南高梅は皮が薄く非常にデリケート。
特に大容量パックだとお手元に届くまでに梅干しが重みでつぶれてしまうことも。
梅干しが重ならず一列に並べられるよう容器を改良しました。
「梅ぼし田舎漬 減塩仕込み」が
さらに体に優しくなって登場
塩分8%から6%にリニューアル。従来の「梅ぼし田舎漬」と
比べて塩分を40%カットしました。
一口食べるとかつお節のまろやかな味わいが、二口食べると梅の酸味が口いっぱいに、三口目には炊きたての白いご飯が欲しくなる「梅ぼし田舎漬」。
「この柔らかさ、味わい。親子3代にわたりファンです。」「他の梅干しを買ってもやはりこちらに戻ります。」など、発売以来50年余たった今でもたくさんの方に愛され続けています。
原料には完熟した紀州南高梅を厳選し、使用。
梅本来の美味しさはそのままに完熟果実ならではの、なめらかな薄皮とふっくら柔らかな果肉の梅干しになります。